CDCユスリカイマージャーのタイイング

マテリアルの紹介


ストークＣＤＣフェザー（ホワイト）
浮力の強いマテリアルです。ウィングやインジケータに使用します。


CAPS ベニヤードピーコックアイ
孔雀の羽です。このパターンでは細かい毛を取り除いて、ボディーに使用しています。


CAPS ブレンデッドラビットファー
ラビットファーのダビング材です。今回使用した岩井ダビングが見つからなかったので変わりを紹介しておきます。


モーリス VARIVAS フライフック２２００ #18
シャンクが曲がっているタイプのフックです。水中で最も目立ちにくいつや消しブロンズカラーです。


ベネッキウルトラファインスレッド
8/0よりも細い、タイイングスレッド。ミッジを巻くならこれがオススメです。

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CDCユスリカイマージャー

CDCユスリカイマージャーはユスリカの羽化途中を模したフライです。
ボディーを沈めて半沈み状態でトラウトを誘い出します。無防備に流れるイマージャーは渓流魚にとって捕食し易い格好のエサです。
小さいフライなので慣れるまでは見えにくかもしれません。

CDCユスリカイマージャー

使用マテリアル
フック	カーブフック（#18～#28程度）
ウィング	CDCフェザー（ブリーチ）
ボディー	ストリップドピーコックアイ（ナチュラル）
ソラックス	岩井ダビング（ダイドブラウン）
スレッド	ベネッキウルトラファインスレッド（ブラック）

タイイング手順

下巻きをする

アイ１つ分程度空けてスレッドを取り付け、矢印の方向に向かって下巻きをします

※なるべく平らになるように巻くことで後の工程でキレイに巻くことができます

ボディー材を取り付ける

ストリップドピーコックアイを一本フックに取り付けます

スレッドをアイ側へ移動させながらストリップドピーコックアイを固定します

※なるべく平らになるように注意しながらスレッドを巻きます

ボディーを作る

ストリップドピーコックアイをアイ側へ向かって巻いてボディーを作ります

※模様が出るように少しずつずらしながら丁寧に巻きます

ピーコックハールを取り付ける

ピーコックハールを１本取り付けます

ウィングを作る

CDCフェザーのファイバーを取って適量を取り付けます

後ろ側の不要なフェザーは取り付けた後でカットします

※少量ずつ数回に分けて適量を取り付けるとやりやすいです

ソラックスを作る

ピーコックハールをウィングの根元の辺りに巻いて、スレッドで固定します

※この時、ウィングの前側にも巻いてウィングを立たせます

フィニッシュする

ハーフヒッチかウィップフィニッシュしてスレッドを巻き止め、ヘッドセメントを付けてスレッドをカットします

ウィングを整える

ウィングを適当な長さでカットして形を整えます

※気持ち長めにカットしておくと、現場の状況に合わせて調節できるので便利です

別アングルから撮影

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